文系分野

国語:「生きる力」である言語力の強化

読む書く伝える

学習指導要領の理念「生きる力」である思考力・判断力・表現力等の育生が各教科で目標とされました。 その中核である国語は「読む」「書く」「伝える」の表現力の強化がされるよう改訂されています。

常用漢字は196字追加され、文法事項の前倒し学習が実施されました。
技術的なテクニックを説明している教科書もあり、「てにをは」等の文法を理解し、 正確で分かりやすい文章を書けるように配慮してあります。

また伝統的な言語文化への指導の重視により近代文学作品が復活し、「坊ちゃん」(夏目漱石)、 「最後の一句」(森鴎外)、「走れメロス」(太宰治)などの文豪作品が掲載されています。 さらに浅田次郎、重松清、あさのあつこらなどの現代作家の作品も取り扱われています。

古文は伝統的言語文化を早期に体験させるため、伝統的言語文化として歌舞伎や狂言などが取り上げられています。
さらに言語力を高めるために経験したことを記録・報告する活動や、相手を説得するために意見を述べ合う活動、 知識や経験を活用して論述する活動が取り組まれます。

社会:宗教・多文化社会の理解、現代社会問題への対峙

歴史地理公民

新たな配当時間として原則「地歴」を1、2年で並行して行い、3年で歴史と公民を行います。 つまり歴史は1年~3年まで学習する配当となりました。

地理は世界・日本ともに全地域を学習します。地方別、地域別の項目が追加され、すべての「地方」を扱います。 地理資料は約230点増加され多方面的に学習できるように配慮されました。

歴史は重要語句が大幅に増加され、現行教科書では掲載されていない「四大文明」の詳細や「中世ヨーロッパ」等が復活 しています。また宗教等についてもより深く掲載されており、多文化理解や他国の理解が重視されています。 歴史の資料も約300点増加され、世界史、近代史共に充実されています。

公民はすべての教科書が政治分野先行型へシフトされ、社会生活の問題に向き合わせる内容が用いられているのが 大きな特徴です。 宗教文化の多様性についての学習や、「裁判員制度」「電子マネー」「非正規雇用」など近年よく聞かれるようになった用語が 導入されています。子どもたちが変化する社会に対応して課題解決をしていけるように、新しい現代的な内容をしっかりと 学べるようにするのが狙いです。

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