不登校の対応 【対策】

行けない不登校の場合、原因がはっきりしても、なかなか解決をする事は難しいと思います。 原因を回避する事を考えると時間をおくというような判断もありえます。ですので、決断とか選択ではなく対策と言う言葉を使いました。 良く子供と相談した上でなければ決められない場合も多いと思います。 大切なのは選択肢が無いと思わない事です。そうするしか無いと思いこむと、精神的に追い詰められて、益々上手くいかなくなる事があります。色々な選択肢の中から一番良いもの、一番好きなものとして今の行動を選んでいるんだという意識を持つようにして下さい。 具体的な選択肢としては、別途不登校後の進路と、サポートしてくれる学校の項目を参照してください。

妥協する

行けない不登校の対応を考える時に最も重要なのが、きちんと妥協する事です。妥協と言うと言葉が悪いかもしれませんが、理想的な状態を追い求めても意味がありません。現実的に可能な方法を考えるようにしましょう。 例えを上げるのであれば、「いじめ」られて学校に行けなくなったとしましょう。理想的な考え方としては、「いじめ」が無くなり、全てが解決してもう一度学校に行けるようになる事でしょう。しかし、それは本当に可能でしょうか。学校に相談して「いじめ」が止んだとしても、そういう事があったという事実は残ります。周りは腫れものに触るように扱うかもしれません。その状態で通い続けるのが良いとは限りません。ひょっとすると、他の学校に移ってしまった方が良かったという事もあるかもしれません。 勿論例は極端なものです。ただ、理想的な対応を求めてもその通りに行かない事はあると言う事です。

決断を迫らない

行けない不登校の子供を追い詰めてはいけません。行けない不登校は、自分の体や行動が思い通りにならない状態ですから、自分の判断には自信を持てなくなっています。決断を出来るような精神状態では無い場合もあります。 自分で決めて良いという事を優しく言っているつもりでも、ともするとおおきなプレッシャーになってしまう事があるので、気をつけて話をするようにする必要があります。

意志は尊重するが、保護者が決める

行けない不登校の場合、保護者が決める事が重要です。決断を出来るような精神状態では無いというのも理由の一つです。不可能な選択肢を選んでしまっているのが明らかなのに、その通りにする意味はありません。 それよりも大きな理由として、これから先自分で決めたという事が大きなストレスになってしまうケースがあるからです。自分で決めた事だからやりきらなければならないという思考に陥った場合、保護者に助けを求める事が出来なくなる場合があります。すでに迷惑をかけているという負い目がそうさせるのです。 仮に子供の意志を尊重したとしても、決めたのは保護者であるべきです。決断の責任を必ず保護者も負うようにして下さい。

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