不登校のお子様
不登校の対応 【理解】
不登校の理由を理解する事が大切です。 不登校の理由は様々です。不登校を神聖視して、不登校の子供を上京の犠牲者である、可哀そうだとするような雰囲気が世の中にありますが、それは間違いです。 中には純粋に「面倒くさい」という理由で不登校になる、怠惰な人間もおります。ただ、多くの不登校には理由があるというのもまた事実なのです。
コミュニケーションのゴール
コミュニケーションのゴールを勘違いしないように気をつけましょう。 不登校という状態を不自然な状態と捉えがちなため、どうしても学校に行くように説得する事をゴールとしてとらえる親御さんが多いように思います。それはコミュニケーションのゴールではありません。なぜなら、どうやってもそこにたどり着かないケースがあるからです。 ではゴールとは何か。不登校の理由を、親子で共有する事です。 何故学校に行かないのか、その理由が納得のいく形で共有されればコミュニケーションは成功です。その後どうするかはまた別の問題です。
コミュニケーションの注意点
感情的にならない事
基本的な事ですが、感情的にならない事です。 不登校の子供の語る多くの事は、親から見ればわがままだったり、甘えているだけと捉えがちです。しかし親と子ですからそこには非常に大きな年齢差、つまりは精神年齢の差がある事になります。それ故に話している内容が稚拙に感じられて、つい感情的になってしまう事があります。 たとえ不十分な理屈であると思っても、相手が何を考えているのかを知る事が目的ですから、感情的にならずに聞いて時間を共有することから始めてください。
否定的にならない事
感情的になるのと似ていますが、否定的にならない事も重要です。間違った考え方に陥っているのをみると、ついつい正したくなると思いますが、そこはぐっと我慢しましょう。今の子供にとってはその答えは正しい事なのです。否定するのは簡単ですが、それではお互いに納得いく事は不可能です。 状況を理解するために譲るのは親です。それは年齢が高い方にしかできないからです。
結論を出さない事
これは意外と難しいのですが、どうしても長く話をしていると結論付けたくなります。しかしこちらが結論を出してしまう事は、避けた方が良いです。悩んでいるという事は、自分の中で結論が出ていないという事です。それに対して結論を出してしまうと、押し付けられたという印象を持ってしまう事があります。 その時は納得しても、後々違和感を感じたりする事も多いので、本人が結論を出せるように粘り強く話すようにしましょう。
