不登校

e塾ネットの森とマスコットのeじゅ犬でおおくりする、教育ニュースブログです。

今日もよろしくお願いいします。

 

∪・ω・∪「わんわん。よろしくお願いしますワン」

 

今日は不登校の生徒が、学校に通えるようになるまでの課程の話です。

 

別室当校で満足、教室復帰へ 京都府教委アンケート

京都府教育委員会が、登校しても教室に入れず、小中学校の相談室や保健室で過ごす「別室登校」の子どもや保護者を対象に初めて実施したアンケートで、別 室登校で得た満足感が教室復帰につながっていることがわかった。府教委は「別室登校への理解を深め、指導に生かしたい」と、22日に京都市内で開く交流会 で結果を報告する。
府教委の実態調査(京都市除く)によると、2009年度に公立小25・8%、公立中77・8%で別室登校が行われ、小学生の0・2%、中学生の1・1% が経験していた。アンケートは、教室復帰への道筋を探ろうと、昨年夏に実施。別室登校の経験がある子どもと保護者計78人と教員255人が回答した。
アンケートによると、別室での先生との関係や勉強に加え、別室外の同級生との交流などに満足している子どもが教室復帰しやすいことがわかった。府教委は、復帰に向けた心の準備が整えば、学校行事への参加や友だちとの交流が復帰を促すと分析している。
また、教員への聞き取り調査によって、小学生は休み時間などに学級の児童と交流する「教室とのつながり」を、中学生は教員が気持ちをしっかり聴く「個別 の関わり」を重視するなど、成長に合わせた接し方が効果的であることがわかった。別室登校があったため不登校にならなかった、とする保護者の意見もあっ た。
交流会は上京区のルビノ京都堀川で午後1時15分から開く。香川克・京都文教大准教授(学校臨床心理学)の講演やフリースクール「アウラ学びの森 知誠館」(亀岡市)の実践報告がある。(京都新聞)

 

別室登校と言うのは、学校に行く事が出来ない生徒が教室に行くのは心理的なハードルが高い為、保健室や図書室、人のいない教室等に登校することを言います。

不登校の生徒に対する対応としては、一般的な手段の一つです。

 

∪・ω・∪「じゃあどうして取り上げたワン?」

 

大切なのは、統計として改善に向けた価値のある取り組みだと分かったと言う事です。

 

∪・ω・∪「やっぱり良くわからないワン?」

 

不登校に対する対応は、効果があると言えるものは今まで殆どありませんでした。

はっきり言ってしまえば、現場で誠心誠意取り組むという対応以外、明確な方針を立てるのは難しかったのです。

 

∪・ω・∪「そうはいっても、色々学校はやっているワン」

 

勿論、努力はしています。

では、不登校になった生徒はどのように対応するのが正しいのでしょうか。答えられますか?

 

∪・ω・∪「・・・そんな事言われても・・・、場合によって違うし、無理ワン」

 

そうです。

場合によって異なるから、なんとも言えないですよね。

それも正しいのですが、さらに突き詰めて考えてみましょう。

じゃあ、どんな場合なら、どんな手段が効果的であると言う事が言えますか。

 

∪・ω・∪「・・・分からんワン」

 

そうなんですよ。

何となく、一つひとつの事象が個人の事情によるものなので、個別に対応すれば良いという思い込みがあったりします。

しかし、実際には何をしていいのかは方針すら立てる事が出来ないんです。

 

∪・ω・∪「そう考えると、現場の先生も大変ワン」

 

本当に、現場の方々の努力には頭が下がります。

そんな中で、統計ですから誰にも当てはまる方法では無いとはいえ、方針として『別室登校』という手段が効果的であるという事が示されたのはとても重要なことだと思います。

 

∪・ω・∪「不登校の生徒がいたら、とりあえず別室登校を考えてみれば良いと言う事ワン」

 

そうです。

勿論、さっきも出たように一つひとつの案件が異なるため、方法論はもっと必要だと思います。

ですが、こういった形で取り組み方というのを、ある程度定型化していく事は大切だと思います。

 

∪・ω・∪「でも、ひとりひとりの事情が違うという事と、定形化した方が良いというのは逆じゃないかワン?」

 

それは、運用上の問題点に対する、正しい指摘だと思います。

確かに、とにかく別室登校さえさせていれば良いというのでは、不登校は解決できないと思います。

 

∪・ω・∪「じゃあ、何の価値があるワン?」

 

さっき、自分で言ったじゃないですか。

『とりあえず』やる事が大切だと言う事です。

 

∪・ω・∪「なんかあんまり良い言葉に聞こえないワン」

 

そんな事は無いです。

不登校の生徒に対して、何を求めるかと言うのは幅が広すぎて、個人の先生の考えに左右されすぎます。

逆に言えば、何も思い付かなければ、何も出来ないと言う事です。

白紙を渡されて、何かをかけと言われるのと同じです。

 

∪・ω・∪「作文はテーマが自由だと、何を書いていいか分からないのと同じワン」

 

そこに、別室登校という指針があるだけで、ずいぶんとやりやすくなるはずです。

アクションを起こせば、それに対して生徒がどう反応するかを含めて、さらに状況に対する理解が深まるはずです。

 

∪・ω・∪「なるほどワン。でもだとすると、方針が一つじゃ足りないワン」

 

それはその通りです。

だからこれから、こういった調査を強化して、一般的な対応策の数を増やしていく事が重要だと思います。

それが出来たら、不登校に対する対応の質と言うのが、全国的にずいぶんと上がっていくのではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「教育委員会とかは何をしているのか良くわからないけど、そう言う事もやっているワン」

 

そうですね、そう言う事に気付く事が出来るよう、もっと頑張って欲しいですね。

 

∪・ω・∪「昨日は僕も『別室登校』だったワン」

 

え?どういうこと?

 

∪・ω・∪「朝いきなり職員室に連れて行かれて、一日絞られたワン」

(一体何をしたんだろう)