46時間目:フィルタリングサービス
2014年08月11
2014年08月11
本日はスマートフォン、通称スマホについて話したいと思います。
∪・ω・∪「スマホはとっても便利だワン。これさえあれば、メールが送れたり地図がみれたり、ゲームができたり夜遅くまで友だちとおしゃべりすることもできるワン」
夜更かしはいけませんね。
∪・ω・∪「今は夏休みだワン。夜更かしし放題だワン!」
でも朝にはラジオ体操があるでしょう? 塾もあるでしょう? 授業中に眠ったら怒られてしまいますよ?
∪・ω・∪「それもそうだワン。今日から12時に寝るワン」
もっと早く寝る努力をしましょう。
∪・ω・∪「……それで、スマホがどうしたのかワン? まさか夜更かしを注意したくて話題にしたわけじゃないワン?」
そうでした、そうでした。今回はフィルタリングサービスについて説明したいと思います。
フィルタリングサービスを知っていますか?
∪・ω・∪「ふぃ、ふぃるたりんぐさぁびす? ……あー、えっと、あれかワン。うん、もちろんしってる……ワン」
本当は?
∪・ω・∪「知らないワン。ささっと説明するワン」
フィルタリングサービス
携帯電話の出会い系サイトやアダルトサイトなど、未成年に有害なサイトを遮断するサービス。携帯電話の大手3社は未成年者に無料で提供している。掲示板、ウェブチャット、性風俗アダルト検索、オカルトなど各社で規制範囲は異なる。
( 2008-01-10 朝日新聞 朝刊 山形 1地方 コトバンクより引用)
∪・ω・∪「簡単に言うと、子供によろしくないサイトをみせなくする機能ワン?」
はい。
このサービスは実は2009年にはすでに始まっていて、教育新聞によれば、現在このサービスを使用している家庭は前年より増えているようです。
∪・ω・∪「どれくらい増えているワン?」
教育新聞 (2014年7月24日号掲載)によると、
サイト閲覧制限(フィルタリング)ソフトの利用率は拡大している。今回の調査では44.6%で、前回(30.9%)よりも増えた。23年11月に初めて調査して以来、過去最高の数字となった。小学校は45.9%で約2倍に増加。中学生は49.4%で前回よりも13ポイント、高校生は39.4%で前回より7.4ポイント、それぞれフィルタリングの使用率が増加していた。
……という結果になっています。小学生に至っては前年より2倍の利用率となっているので、認知度が上がっていることは確かです.。
子供を危険から遠ざけるために、フィルタリングサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
∪・ω・∪「フィルタリングサービスを申しこんだら、万事解決ワン?」
いいえ、それだけで万事解決というわけではありません。
∪・ω・∪「どういうことワン?」
では次に、フィルタリングサービスの落とし穴について説明します。
無線LAN利用時の注意点
スマートフォンは、フリーのアクセスポイントなどを通じて比較的容易に無線LAN(Wi-Fi)接続が可能です。携帯電話会社が提供している無線LAN(Wi-Fi)サービスもありますが、一般的には、携帯電話会社とは別の回線で提供されることが多い無線LAN(Wi-Fi)においては、携帯電話会社が提供するフィルタリングサービスが有効とならない場合があるのです。
(フィルタリングサービスを利用しましょう! http://sp.good-net.jp/filtering/ より引用)
Wi-Fiは知っていますか?
∪・ω・∪「そのくらい知ってるワン」
フィルタリングサービスはWi-Fi経由のネット接続には対応していないため、公衆Wi-Fiが利用できる場所でインターネットをに接続した場合、せっかくのフィルタリングサービスが意味をなさないことになります。
∪・ω・∪「じゃあフィルタリングサービスも、絶対安全というわけではないワン?」
はい。
より安全性を高めたいならばフィルタリングに加え、Wi-Fiが使えなくする機能制限アプリを使ったり、Wi-Fiでも有効となるフィルタリングソフトを利用する必要があります。フィルタリングサービスについては、すでに利用している人も改めて確認する必要があるでしょう。
∪・ω・∪「忘れないうちに、こんど調べてみるワン」
早寝早起きも忘れないようにね?
∪・ω・∪「も、もちろんだワン……」