6月2012

討論とディベートってどう違うんでしょう。

 

∪・ω・∪「また、いきなり質問だワン。脈絡が無いから絡みづらいワン」

 

疑問分から切り出す事で、興味を引くと言う手法です。

 

∪・ω・∪「自分では良いと思っているかもしれないけど、ワンパターンだワン」

 

・・・別の方法も考えておきます。

 

∪・ω・∪「精進するワン」

 

と言うわけで、今日のお題です。

 

 

【都立高推薦入試、集団討論導入…内申書配点下げ】
東京都教育委員会は14日、現在の中学3年生を対象とした来年1月の都立高校推薦入試に、受験生による「集団討論」を導入する方針を決めた。
都道府県が公立高校の推薦入試で一律に集団討論を実施するのは全国初という。都教委は、合わせて調査書(内申書)の配点を5割以下に抑え、思考力やコミュニケーション能力をより重視していく。
集団討論は5人程度のグループごとに行う。試験官が司会役を務め、受験生はあるテーマについて一人ずつ意見を述べ、その後、他の受験生の意見も踏まえて、再び自分の考えを語る。ディベートのように意見を戦わせることはしない。テーマは「携帯電話の学校への持ち込みについて」など、受験生が自分の体験を踏まえて話せるよう設定する。(YOMIURI ONLINE)

 

読んでも、討論とディベートの違いはイマイチ納得がいきませんが、記事の主題はそこではありません。

 

∪・ω・∪「主題は『携帯電話の学校への持ち込みについて』の可否だワン」

 

それも違います。

集団討論という新しい評価基準が出来た事は注目です。

個人的にですが、良い事であると同時に、色々と準備が大変そうだと感じます。

 

∪・ω・∪「どうやって評価するのか、難しいワン」

 

それもその通りです。

加えて、事前に指導をしなければいけません。

ぶっつけ本番でやるだけでは、受験の項目としては不適切になってしまいます。

 

∪・ω・∪「どうして不適切ワン?」

 

受験勉強には、目標に向けて努力をして、結果をだすというプロセスがあります。

集団討論だけその流れを踏まえず、個人の能力を問うのは不適切ではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「それも選抜試験の一つとしてはアリだと思うワン」

 

現実的にはそういう見方もあると思います。

しかし、例えば足が速いとか、顔が良いとか、努力と関係が無い所で学校と言う場所の合否が決まるのはいかがなものでしょうか。

 

∪・ω・∪「・・・確かに良くないワン」

 

ということは、選抜条件に加えるからには、学校で指導をして本人が努力して向上する余地を与える必要があります。

中学校の先生は、集団討論のやり方も指導に含めなければいけません。

 

∪・ω・∪「教えるの難しそうだワン」

 

ただ、こういった自分の考えを発言したり、人の話を聞いて自分の意見に加えていくと言うのは、日本の教育の中で弱いと言われてきた部分です。

その意味では、非常に興味深い取り組みと言えます。

一過性ではなく、導入した事によりどういう変化があったかも含めて、これからの推移を見守って欲しいと思います。

 

∪・ω・∪「価値ある勉強だワン」

 

このニュースにはもう一つ重要な情報がありました。

 

∪・ω・∪「やはり『携帯電話』だワン」

 

違いますってば。

内申点の配点を下げるという事です。

従来の、テスト+内申点という構造から、テスト+内申点+実技という形に代わるわけです。

内申点の比重は県や学校によって、比重は異なりましたが、重要であった事はどの県で同じでした。

内申点は、地域や学区によって基準が異なったり、受験時の学力を必ずしも反映していないため、受験で不利になってしまうケースがありました。

実技の導入で、そう言う部分が緩和されるかもしれません。

 

∪・ω・∪「内申点をきにしなくて良くなるワン」

 

勿論内申点に価値が無くなるわけではありませんが、本当に比重が下がっていくのだとすれば、これは大きな動きです。

 

∪・ω・∪「具体的にはどう変わるワン」

 

そうですねえ。

内申点は積み重ねが大切です。

提出物や学習態度などの影響もあるため、学力の向上がすぐに成績アップには繋がりませんでした。

内申点の比率が下がれば、学力が高い生徒が有利になります。

そう言う意味では、受験に向けて3年生の夏ぐらいからの勉強の重要性が上がると思います。

 

∪・ω・∪「それまで勉強しなくて良くなるワン」

 

・・・なんでそんな間違った方向にポジティブになれるんですか。

 

∪・ω・∪「とりあえず、勉強は中3の夏までお預けにして、今日はゲームをやる事にするワン」

 

比重が下がるだけで、無くなるわけでは・・・。

25時間目:奨学金

お金は出してあげるので、医学部に行きませんかと言われたらどうしますか。

 

∪・ω・∪「入れないと答えるワン」

 

・・・そうですね。

医学部に入れるぐらい勉強したとしてですね。

 

∪・ω・∪「勉強したくないワン」

 

もうちょっと協力的に話を進められませんか?

 

∪・ω・∪「妥協するワン」

 

そうして下さい。

今日は奨学金のニュースです。

 

【奨学金:県外医学部進学者に 来年度から県、医師不足対策 卒業後県内勤務で返済免除 /埼玉】

県は来年度から、県外の大学の医学部に進学する高校卒業生らに卒業まで月額20万円を限度に貸与する奨学金制度を設ける。医師不足の解消が狙いで、卒業後に医師が不足している県内29市町村の公的医療機関、または、小児科、産科、救命救急センターで、貸与期間の1・5倍の期間働けば返済を免除する。県医療整備課は「金銭的な理由から医学部への進学をためらっている高校生に利用してもらい、医師を定着させたい」と話している。
奨学金を受けられるのは、来年度に医学部に入学する高校生を対象にした5人と、県外の大学医学部に在学する今年度の5、6年生の大学生10人。5、6年生には今年秋ごろに4月分からさかのぼって貸与する。来年度に大学に入学する学生には、入学金などに使ってもらうため月額とは別に100万円を貸与する。
埼玉県は人口10万人あたりの医師数が142・6人(10年)と全国最下位で、医師不足に悩まされている。県内に1カ所のみの医科大学、埼玉医科大学(毛呂山町)で学ぶ学生が対象(年間15人)の奨学金制度はあるが、より多くの医師に県内に就職してもらおうと新たな奨学金を設ける。(毎日新聞)

 

奨学金のニュースですが、県の奨学金が、県外での学生生活まで援助するのは珍しいですね。

 

∪・ω・∪「月額20万円は大きいワン。カリカリが沢山買えるワン」

 

まあ、私立の医学部に進学しようとすると足りませんが、国公立なら生活費も含めてなんごかなるかという金額ですね。

 

∪・ω・∪「医学部だけ優遇されているワン」

 

その通りですね。

教育というものを考える時の一つの観点として、そういう事を考えて欲しいと思いまして、今回の話題を出しました。

 

∪・ω・∪「どういう事ワン」

 

教育と言うのは、教育を受ける人の『自己実現』という側面は勿論あります。

 

∪・ω・∪「将来の夢を追いかけるワン」

 

それと同時に、教育を行う社会の側からの『必要な人材の育成』という面もあるわけです。

 

∪・ω・∪「お医者さんが足りないから、お医者さんが欲しいと言う事ワン」

 

その通りです。

特定の職業が足りなければ、その職業を育てるという視点も必要です。

 

∪・ω・∪「どうして、そんな話をしたかったワン」

 

教育を考える時に、そういった視点も持っていただけると良いと思いまして。

教育は身近な問題ですから、どうしても、『自分が』あるいは『自分の子供が』という視点でのみ考えてしまいがちです。

でも、今回取り上げたニュースは多分殆どの人には直接は関係ないと思いますが、別に異論が出るような内容では無いと思います。

教育のニュースを見る時に、そういった視点も持っていただくと良いのではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「確かにお医者さんが少ない地域で、お医者さんが増えるのは良い事だワン」

 

同様に、小児科、産科、救命救急センター等の、医者が少ない分野へと人材が進む事も価値があります。

 

∪・ω・∪「じゃあ、他にもそういう事が必要な分野があるんじゃないかワン」

 

実際には数多くあると思います。

そういう取り組みも出てくると良いですね。

 

∪・ω・∪「何がいるワン」

 

また、そういう聞き方をする・・・。

 

∪・ω・∪「さっさと言うワン」

 

そうですねえ。

職業ではありませんが、『政治』に関しては教育現場が教えていかなければならない課題なのではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「何をするワン」

 

具体的な事は、専門家にお任せするとします。

目標としては、投票率の向上ではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「どうして今までやってこなかったワン?」

 

まったくしていなかったわけでは無いです。

制度やシステムは指導していたと思います。

ただ、政治でリアルタイムに起こっている事を学ぶ機会はあまり無かったように思います。

行われなかった理由は、思想教育に繋がりやすいと言う事があると思います。

 

∪・ω・∪「先生の言う事が偏ると言う事ワン」

 

どうしても、ある意見に偏った教育になるという懸念ですね。

もう一つは、リアルタイムな内容は教材や指導方針が統一できないと言う事もあると思います。

教材作りも間に合いませんし、指導方針を決めるのも大変です。

 

∪・ω・∪「じゃあ無理ワン」

 

・・・いや、そんなこと言われると困るのですが。

確かに難しいですが、知恵を絞って打開策を出して欲しいものです。

 

∪・ω・∪「他力本願ワン」

 

・・・そりゃ・・・そうですけど・・・。

 

∪・ω・∪「学校では『自分でやること』を教えた方が良いワン」

 

・・・なんで、そこまで言われないと・・・。

非常識だって言われたら、どうしたらいいんでしょう。

 

∪・ω・∪「いきなり意味の分からない質問をして、相手を困らせるのが非常識だワン」

 

そんな突き放した言い方をしなくてもいいじゃないですか。

 

∪・ω・∪「ちゃんと前おきをするワン」

 

前置きはコチラです。

 

 

【「教員に一般常識を」保護者の半数が要望】

横浜市教育委員会は、教育に対する2011年度の市民意識調査で、教員の指導に満足な保護者の割合が39%と、4年前の調査より10・7ポイントアップしたとする報告書をまとめた。
ただ、教員への指導に望む項目では「社会人としての一般常識」が大幅に増加した。
調査は、教育施策に市民の考えを反映させようと、03年度から4年ごとに行い、今回が3回目。市立小中学校に通う児童生徒や保護者、教員など、計約1万人を抽出して実施した。
教員の指導に対する満足度を保護者に尋ねた項目では、「満足」「どちらかといえば満足」が計39%と、07年度調査(28・3%)より10・7ポイントアップした。反対に「不満足」「どちらかといえば不満足」は計19%で前回より11・8ポイント低かった。市教委は、各校が設定する教育目標などを保護者に積極的にアピールしている点を挙げ、「開かれた学校の姿勢が評価されたのでは」とみている。
一方、「教員への指導に望むこと」では、保護者の50・8%(前回40・6%)が「社会人としての一般常識」を挙げた。教員でこの項目を挙げたのは25・4%にとどまった。市教委は、「閉鎖的になりがちな教員が、教員の世界に閉じこもらず、学校以外の社会と接するような機会を作っていきたい」としている。
今回調査で、保護者向けの質問として初めて設けた「家庭での教育に自信があるか」では、「ない」「どちらかといえばない」が計56・6%と過半数を占めた。

 

 

教師への満足度調査のの結果、要望としては「社会的な常識を身につけて欲しい」という要望が多かったというニュースです。

 

∪・ω・∪「教師が非常識とは世も末だワン」

 

とはいえ、常識とはどのような内容を指しているんでしょうね。

 

∪・ω・∪「常識は・・・常識ワン」

 

これはちょっと教師側がかわいそうな内容かとは思います。

常識といっても、幅が広いわけですよね。

例えば、三者面談の日時を確定するために、仕事をしている保護者に電話をして平日の空いている日を聞いたとして、「平日は仕事だからいけません、非常識ですね」というものも含まれている気がします。

 

∪・ω・∪「・・・それは極端な言い分だと思うワン」

 

確かに極端な例ですが、『常識』という言葉はいささか曖昧だという事が言いたいわけです。

常識が無いと言うのは、自分の考え方と違うという意見です。

そういう視点で見れば、全ての先生が誰かから見れば非常識ですよね。

 

∪・ω・∪「じゃあ、先生は悪くないワン?」

 

そうではありません。

先生に対する非難の形が、改善要求になっていないのではないかということです。

 

∪・ω・∪「つまり、冒頭の質問に戻るワン」

 

そうなんです。

学校の先生に常識が無いと声を上げた所で、どうすればよいのか具体的ではありません。

このアンケートの結果を受けてどうすれば良いのでしょうか。

 

∪・ω・∪「社会に出れば良いワン」

 

・・・確かにそういう発想はあります。

 

∪・ω・∪「完全解決ワン」

 

まあ、完全解決かどうかは疑問がありますが、確かにその意見は大切だと思います。

今の先生を外に出す事は難しいと思いますが、社会人として十分な経験がある方を、教員として迎え入れるというのは、一つの考え方としてあってもよいのではないでしょうか。

 

∪・ω・∪「サラリーマンが脱サラして教師になるワン?」

 

教師もサラリーを受け取っていますから、脱サラとは違いますが、まあイメージとしては間違っていません。

 

∪・ω・∪「ちゃんと勉強は教えられるのかワン?」

 

採用試験は実施するわけですから、問題は無いと思います。

水準に至っていない人は、採用しなければいいだけです。

 

∪・ω・∪「何故やらないワン」

 

教員と言う職業の専門性が高い為、経験者が優遇されるというのはあると思います。

子供の生活指導対応とか、学習指導とか、保護者対応とか、逆に言えば『常識』では対応できないものも多いでしょうから、おのずと経験者の方が多くなります。

 

∪・ω・∪「じゃあ、結局どうすれば良いワン」

 

学校の外から校長先生を招くと言う試みが、数年前から実施されています。

それと同様に、外から教師を受け入れる体制を作る事は必要だと思います。

 

∪・ω・∪「経験が不足しているワン?」

 

教師経験は不足していますが、社会人経験は充足しているはずです。

全ての先生がそうなる必要は無いでしょうが、2割とか3割の教師は、別の採用枠を準備しても良いと思います。

 

∪・ω・∪「職員室に、社会人経験を持ちこむワン」

 

そういう事ですね。

今の教師の方々のスキルを軽視する事ではなく、他の視点を入れていくと言う事は必要な気がします。

 

∪・ω・∪「じゃあ、このブログも、次回は違う人が書くワン」

 

え?

 

∪・ω・∪「で、良かったら交代するワン」

 

・・・マスコットの代わりも必要かもしれません。

 

∪・ω・∪「・・・・・・」

 

・・・・・・。

 

∪・ω・∪「今日の所は痛み分けにするワン」

 

そうしましょう。